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全日本少年サッカー大会、コンサドーレ札幌は全国8強に

09・08・11
 小学生年代の日本一を決める第33回全日本少年サッカー大会が、8月2日から8日まで、福島県のJビレッジ、東京都の国立スポーツ科学センター西が丘サッカー場で行われた。
 
 各都道府県代表48チーム(前年度優勝の埼玉県は2チーム)の頂点に立ったのは、初優勝の名古屋グランパスエイトU−12。大会を通じて大人顔負けのプレーで、集まった観客を魅了した。北海道代表のコンサドーレ札幌U−12は、実力を発揮し2年ぶり2回目の全国8強入りを果たした。
 
 コンサドーレ札幌は、8月2日から4日まで行われた1次ラウンドを5戦全勝で1位突破し、勢いよく決勝トーナメントへ駒を進めた。5日のトーナメント1回戦、石川県代表の第一翼SSを1−0と僅差で下し準々決勝へ。初の4強入りをかけて、東京都代表の横河武蔵野FCと対戦し、前半を1−0で折り返すも後半2点を奪われ、惜しくも1−2で敗退。
 
 コンサドーレ札幌の浅沼監督は、「チームの力は十分に出せたと思う。しかし、最後は押し込まれる展開での経験不足が出てしまった。今後は、全国ベスト4との力の差を埋めていきたい」と、さらに上のレベルを見据えている。道内では経験の少ない、フィジカルで勝る相手と、攻められている時間が多い試合。全国ベスト8という結果は、北海道のレベルの高さを示したが、ここから更に上を目指すには、北海道全体の底上げが必要不可欠と言える。
編集部