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ノルブリッツ北海道が天皇杯北海道代表に

17・04・11
 大会スケジュールが変わり、新年度雪解け間もない4月1日と2日に函館市函館フットボールパークで行われた「平成29年度北海道サッカー選手権大会 兼 第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会代表決定戦」。社会人代表のノルブリッツ北海道FCが、北海道教育大学岩見沢校サッカー部を下し、6回目の天皇杯出場を決めた。

 本大会には、社会人から平成28年度第39回北海道サッカーリーグ優勝のノルブリッツ、準優勝の十勝FC。学生からは平成28年度第35回北海道学生サッカーリーグ優勝の岩教大と準優勝の札幌大学サッカー部の計4チームに参加資格が与えられ、トーナメント方式で天皇杯北海道代表が争われた。

 2日に行われた決勝戦に進んだのはノルブリッツと岩教大。まだ肌寒い気温で雨の降る中、試合は立ち上がりから動いた。試合巧者の社会人王者ノルブリッツが若い学生チームの隙をつき、こぼれ球から前半8分に先制。強引に試合の主導権を握る。岩教大も前線にボールを集めながら徐々にチャンスを作り出すも、得点を奪えないまま前半が終了。

 後半に入っても一進一退の攻防で試合が進んでいたが、攻めに意識が傾いていた岩教大の裏を巧みに突いたノルブリッツが、後半24分と30分に連続ゴールで試合を決める3点リード。学生王者の意地を見せたい岩教大は後半アディショナルタイムに1点を返すもののノルブリッツが3−1のスコアで勝利。2014年以来3年ぶりとなる道代表権を獲得した。

 優勝のノルブリッツは4月22日に、福島県営とうほう・みんなのスタジアムで、福島県代表のいわきFCと対戦する。
編集部