地域のサッカー情報

一覧に戻る

『全国街クラブ探訪』 山梨県・トラベッソスポーツクラブ

17・03・11
 上写真/真剣な表情でボールを追いかけるトラベッソスポーツクラブの子どもたち(写真はいずれもトラベッソスポーツクラブ提供)


 2016年度、日本クラブユース連盟に加盟しているクラブはU­−18が118クラブ、U­−15が1,390クラブと年々増加し、日本サッカーの育成を支える大きな柱となっている。その中、全国各地にJリーグのプロクラブではないアマチュアクラブでも、特色を持った様々な街クラブが存在する。

 そこで、当紙では『全国街クラブ探訪』と題し、全国で活動中の特色のある街クラブを紹介していきたい。

 新企画記念すべき第1回目のクラブは、山梨県の「NPO法人トラベッソスポーツクラブ」を紹介しよう!


◆クラブプロフィール
・クラブ名  「NPO法人トラベッソスポーツクラブ」
・理事長名  秋山 実
・活動地域  山梨県南アルプス市
・創立年    1988年(少年団としては1951年創立)
・年代種別  幼児/小学生/中学生
・活動会員数 90人
・活動種目  サッカー/ヨガ/バレー
・ホーム施設 小学校グラウンド/指定管理(体育館・フットサル場)
・ホームページアドレス http://www13.plala.or.jp/fc_travesso/

◆過去の主な実績(大会成績、有力出身選手など)
・J1、J2、プロ選手5名、なでしこリーグ1名を輩出

−Q−クラブの自己紹介をお願いします
・我々は育成のみに時間と創造力、発想力を注いでいるチームです。
・いかにセンスのある選手を育てることができるかを重視しています。

−Q−特徴的な活動や取り組みがあれば教えてください
・チームの勝利、個の勝利、チームの戦術より個の戦術。
・教えるのではなく選手個人に考えさせること。
・ワンドリブル、ワンゴール、空中ドリブル(浮き球のコントロール)からのゴール、これらが試合の中で使えるようになるまで、あきらめずに努力し続ける。
・トラベッソのサッカーは身体能力、体の大きさ、足の速さは関係ありません。全ての選手がトラベッソらしいサッカーが出来るようになるまでこだわることです。「継続は力なり」時間はかかります指導者が我慢です。

−Q−今後の目標や抱負を教えてください
・サッカーの楽しさを、やっている選手だけでなく、見ているすべての人たちに感じてもらえるようなサッカーチーム を目指しています 。
・日本代表を育てること。
・日本人のマラドーナを育てたい。マラドーナは子どもの頃どんな練習を、遊びをしていたのだろう?そんなことを創造し、見えてくることは、サッカーは遊びであることだと思います。


 上:上段写真/個人技術の習得にこだわり、練習に励む子どもたち
 上:下段写真/見せるリフティングではなく、試合で使える浮き球のコントロールを目指し、空中ドリブル(リフティングしながらのダッシュ)の練習に取り組む様子


 上写真/円陣を組むトラベッソの子どもたち

 トラベッソスポーツクラブ様、ご協力ありがとうございました!
 次はどんな街クラブが登場するのか? 乞うご期待!
編集部