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全日本ユース(U−15)フットサル大会、ASCがあと一歩で栄冠逃す・・・

17・01・26
 1月7日から9日までの3日間、三重県の三重県営サンアリーナで行われた「第22回 全日本ユース(U−15)フットサル大会」。北海道からは北海道コンサドーレ旭川U−15、道都Jrユース、ASC北海道U−15の3チームが参戦。

 7日と8日に行われた1次ラウンド。全16チームを4チームずつの4グループに分けてリーグ戦を行い、各グループ1位の4チームが決勝ラウンドへ進出。

 グループBの道都Jrは、初戦のアヴァンサールFC(岡山県)に4−2と白星スタートも、第2戦の長岡JYFC U−15(新潟県)に1−7で大敗。最終戦となったブリンカールFC(愛知県)に3−3で引き分け、グループ2位で1次ラウンド敗退となった。

 グループCのコンサドーレ旭川の初戦は、長岡JYFC 2001(新潟県)に4−1、続くアスレチッククラブ弘前(青森県)にも6−4と連勝。最終ヴェルスリアンFC(長崎県)戦には11−0の大勝。3連勝で決勝ラウンドへ駒を進めた。


 グループDのASCは、フウガドールすみだウイングス(東京都)との第1戦を3−0で勝利。勢いに乗ると、第2戦の高知中学校(高知県)に8−2、第3戦の芦屋サッカークラブユナイテッド(兵庫県)戦も4−3で3連勝。グループ1位で予選突破を決めた。

 9日に行われた準決勝は、奇しくもASCとコンサドーレ旭川の北海道勢同士の戦いに。試合は、2点を先行し優位に進めたASCだったが、コンサドーレ旭川もここから意地を見せ3ゴールで逆転。試合は分からなくなったがASCの52番小笠原がこの試合だけで6ゴールを奪う大活躍。コンサドーレ旭川も食らいつくも終わってみれば7−4で打ち合いを制したASCが決勝戦へ進んだ。

 決勝の相手は、昨年と同じ顔合わせとなる2連覇中の王者、長岡JYFC U−15。ASCはリベンジでの優勝をと、この一戦にかける思いは強い。

 試合はASCが狙い通りの形から先制点で試合を動かしたが、王者長岡が反撃に出ると前半の内に逆転され1−2。後半に入り、仕切り直したASCが2連続ゴールを奪い再逆転。ここから優勝をかけた終盤に向かい試合は激しさを増す。ASCが1点リードしていた残り3分、長岡がセットプレーから一瞬の隙をつき同点。今度はASCが残り1分のゴールで4−3と突き放す。栄冠に手をかけたかに思われた。

 しかし、ASCにとっては悪夢の1分間だった。長岡の26番晴山に同点、逆転の2連続ゴールを奪われタイムアップ。まさに後一歩、いや後数十秒で、優勝カップには手が届かず、長岡が3連覇を達成した。
編集部