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石狩市と石川県輪島市の少年団がサッカーで交流

16・08・11
 上写真/交流事業の記念に集合写真におさまる石狩市と輪島市のサッカー少年団のメンバー

 8月8日、北海道の短い夏の中、石狩市と友好都市提携を結ぶ石川県輪島市の交流を深めるため、サッカー少年団交流大会を実施した。

 この事業は、2012年に石狩市と輪島市が友好都市提携を結んだことをきっかけに、青少年スポーツ交流事業として、交互にスポーツ少年団を派遣し、競技を通じて交流を深めている。現在までの交流種目は、バレーボール、ソフトボールと続いており、昨年度は輪島市でサッカーを行い、今年度は輪島市の子どもたちを石狩市に迎えてのサッカー交流大会となった。

 開会式では、輪島市スポーツ少年団副本部長の石本昇藏さんが「ご招待ありがとうございます。いろんなチームとの対戦を楽しみにしています。昨年は輪島市がホーム、今年は石狩市がホームです。北海道のチームのいいところを勉強して帰りたいです」とコメント。

 大会は、輪島サッカークラブJrと、石狩市スポーツ少年団に登録する石狩FC、若葉ボンバーズ、シーガルSC、紅南イレブンの4チームがそれぞれ対戦。その後は、各チームの選手を均等に混ぜた交流戦を実施。所属チームに関係なく息の合ったプレーも飛び出すなど、大いに会場を盛り上げた。

 また、今回の会場は、両市の子どもたちに良いスポーツ環境を提供したいと、特定非営利活動法人SSSスポーツクラブが、クラブ所有の人工芝グラウンドとクラブハウスを無償で開放。日本スポーツ振興センターtotoからの助成金で整備された施設が、地域の子どもたちのために活用され、活動環境の向上につながった。

 閉会式では、石狩市保健福祉部健康推進担当部長の我妻信彦さんが「皆さんの頑張る姿がオリンピックを戦っている日本代表選手と重なりました。今回の交流が、両市の青少年の健全育成に寄与し、さらに交流が深まることを祈っています」と交流事業を締めくくった。


 上:上段写真/開会式であいさつをする輪島市スポーツ少年団副本部長の石本昇藏さん
 上:下段写真/熱い戦いを見せる輪島サッカークラブJr(緑ユニホーム)とシーガルSC(水色ユニホーム)


 上:上段写真/各チームの選手を均等に混ぜて行った交流戦。息の合ったプレーを見せる子どもたち
 上:下段写真/閉会式であいさつをする石狩市保健福祉部健康推進担当部長の我妻信彦さん

編集部