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フットサルバーモントカップ、エスピーダ旭川とDOHTO Jrが全国へ

16・07・12
 7月9日、10日に北海道立野幌総合運動公園総合体育館で行われた「バーモントカップ第26回全日本少年フットサル大会北海道予選」。全道5ブロックの予選を勝ち抜いた16チームが集まり、全国大会出場を目指し、熱戦を繰り広げた。

 大会のレギュレーションは、16チームを4チームずつの4グループに分けて1次ラウンドを行い、上位2位までが決勝トーナメントに進出。優勝、準優勝チームに全国大会出場権が与えられる。

 10日に行われた全国のかかった準決勝。勝ち上がったのはエスピーダ旭川E、LIV FOOTBALL CLUB U−12A、FC DATE少年団、DOHTO Jr U−12の4チーム。

 エスピーダとLIVの準決勝第1戦は、立ち上がりから積極的に前へ出たLIVが先制点を決める。それでも、圧倒的な攻撃力を誇るエスピーダが徐々にその力を発揮。テンポ良く次々に得点を重ね出す。LIVも懸命に食らい付こうとするが、終わってみれば7−1のスコアでエスピーダが全国切符を手にした。

 2枚目の全国出場権をかけたDOHTO対DATEの試合は、DATEが先制点を決めるもDOHTOが慌てずに逆転。さらに追加点を奪い優位に試合を進めると、一時は5点差までDOHTOが点差を広げる。しかし、ここからDATEが驚異の粘りを見せた。試合終了まで残り40秒で、ついに1点差まで詰め寄る予想外の展開に。それでも、最後は1点差を守り切りったDOHTOが8−7で激戦を制し、全国出場を勝ち取った。

 同日に行われた決勝戦。ここまでの試合で選手をローテーションさせながら戦っていたエスピーダに対し、多くの交代は使えず疲労の色が見えたDOHTO。全国がすでに決まっている安堵感もあったか、DOHTOの集中力が途切れ、エスピーダが11−2で大勝。前評判通りの強さを見せたエスピーダの初優勝で大会の幕が下りた。

 優勝のエスピーダと準優勝のDOHTOは、8月12日から14日まで東京都の駒沢オリンピック公園体育館と、大田区総合体育館で開催される全国大会に出場する。
編集部