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SSS札幌がクラブハウス完成記念イベントを開催

16・06・11
 上写真/新設されたクラブハウスの前で記念撮影をするSSS札幌の子どもたち


 北海道におけるサッカークラブの草分け的存在のSSS札幌サッカースクール(特定非営利活動法人SSSスポーツクラブ)が、石狩市花畔地区のホームグラウンド施設内に、クラブハウスを新設。5月15日には、ホームグラウンドにクラブ員や関係者を招き、完成記念イベントを行った。

 イベント当日は、クラブのスーパーバイザーであるアデマール・ぺレイラ・マリーニョ氏もかけつけるなど、観戦者を含め約500人が来場。子どもたちから大人まで、サッカー交流試合を中心にキックターゲットや大抽選会など、楽しみながらクラブハウスの完成を祝った。

 同クラブは、2013年に人工芝ホームグラウンドを新設。2014年には北海道初となるLEDナイター照明を設置。そして、2016年には、チームカラーの青と黄色でデザインされた2階建のクラブハウスが完成した。

 いずれの施設整備事業も、日本スポーツ振興センターtotoからの助成金を活用しており、民間のスポーツクラブが3年度連続で大型の施設整備助成を受けることは全国でも例がないと言う。SSSは競技力だけではなく、各種活動や事業でも全国的に注目される存在となり、道外からも視察に訪れるスポーツクラブ関係者も多い。

 このSSSのホームグラウンドでは、今年の春には全道各地から36チームが集まった交流大会や、その他公式戦、今後は石狩市と連携したイベントも計画されるなど、広い活用が行われている。アマチュアクラブとしては、全国でも特出した施設となったが、今後も北海道型のスポーツクラブのモデルとして、さらなる発展に期待がかかる。
 上写真/サッカー交流試合を中心にイベントを楽しむ子どもたちとその保護者


 上写真/子どもたちとの対戦で会場を盛り上げるスーパーバイザーのアデマール・ぺレイラ・マリーニョ氏

編集部