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冬開催となった全日本少年サッカー大会。SSS札幌は2勝するも…

16・01・11
 12月25日から29日まで鹿児島ふれあいスポーツランドほかで行われた「第39回全日本少年サッカー大会」。初の冬開催に変更された全国大会に北海道代表としてSSS札幌サッカースクールが挑んだ。

 全国の厳しい予選を勝ち抜いた強豪48チームが集まった冬の鹿児島。小学生年代の外サッカーの総決算として、各チームが頂点を目指して争った。

 本大会は26日と27日の午前中に行われた1次ラウンドで、4チームずつ12組グループに分かれ、各組1位と各組2位のうち成績上位4チームが次のラウンド16に進むというレギュレーション。

 SSSは10組に入り、26日の初戦で宮崎県代表のセントラルFC宮崎と対戦。前半に幸先良く3点を奪ったSSSが後半、宮崎の反撃を2点に抑え3−2で勝利。

 同日の午後に行われた第2戦、FC今治(愛媛県)戦は前半に3点を失う苦しいスタート。しかし後半、システムを変え、気持ちを入れ直すとSSSが面白いように次々と得点を重ねる。すると後半アディショナルタイムには4点目を奪い4−3と大逆転に成功。予想できない劇的な幕切れで2連勝を飾った。

 翌27日の第3戦は1位突破のかかる大事なゲーム。対戦したFC ENFINI(岐阜県)は高い技術でボールを支配し、SSSに襲い掛かった。前半に2失点を喫すると、後半にも失点。その後SSSは意地を見せ1点を返すものの反撃はここまで。1−3で敗れたSSSは勝ち点6で並んだ宮崎に得失点差で及ばず2位に。ワイルドカードでも全体の6位となり、2勝しながら1次ラウンド突破はならなかった。

 29日に行われた決勝戦。勝ち進んだのは鹿島アントラーズジュニア(茨城県)とレジスタFC(埼玉県)。互いに激しい攻防を見せた試合は、うまさの光るレジスタが2−0で完封勝利。嬉しい初優勝を決めた。


 上写真/北海道代表として2年連続出場となったSSS札幌サッカースクールのメンバー。鹿児島ふれあいスポーツランド、写真提供:SSS札幌サッカースクール

編集部