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全日本少年サッカー大会北海道予選。SSS札幌が2連覇達成

15・11・11
 今年度から4種(小学生年代)の年間カレンダーが変わり、今までの夏期開催から冬期に変更された「第39回全日本少年サッカー大会」。その北海道予選が10月10日から12日の3日間、恵庭市ルルマップ自然公園ふれらんど多目的広場で行われた。

 全国に出場できる代表枠は1チームのみ。道予選には、4月から9月にかけて道内各地で行われた「こくみん共済U−12サッカーリーグ」に参加し、地区予選を勝ち抜いた精鋭16チーム(札幌4、道北・道南・道東・道央地区はそれぞれ3)が出場。各チームが憧れの大舞台を目指し、熱い戦いを繰り広げた。

 10月12日に行われた決勝戦。ここまで勝ち進んできたのは、SSS札幌サッカースクールとコンサドーレ札幌U−12A。SSSは準決勝で道南ブロック代表の室蘭大沢FC U−12に5−1と大差で勝利。一方、コンサドーレは同じ札幌ブロック代表のアンフィニMAKI.FC U−12と対戦、2対2からのPK戦を制し、決勝へ。

 試合は秋晴れの中、キックオフ。立ち上がりからSSSが厳しいプレスで主導権を握ると、いきなりの2ゴール。ゲームを優位に進めた。対するコンサドーレは準決勝をPK戦まで戦った影響か、出足が鈍く決定機のないまま前半終了。

 後半に入ると、気持ちを入れ直したコンサドーレが反撃を開始。前線へ素早くボールを集め相手ゴールに襲い掛かった。すると早い時間帯でゴール前の混戦からミドルシュートを決め、コンサドーレが1点差に詰め寄る。

 耐える展開となっていたSSSも一瞬の隙をつき反撃。コーナーキックのこぼれ球を拾い思い切りよくシュート。低い弾道でボールをネットに突き刺し再び2点差。

 諦めないコンサドーレは終盤に1点を返すが反撃もここまで。3−2と接戦を制したSSSが2年連続4回目の優勝で、全国大会出場を決めた。

 優勝したSSSは12月25日から29日にかけ、鹿児島県で行われる全国大会へ出場する。


 上写真/大会2連覇で全国大会出場を決めたSSS札幌サッカースクールのメンバー。写真提供:SSS札幌サッカースクール

編集部