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ナイキプレミア、コンサドーレ札幌はあと一歩で世界への挑戦権を逃す

15・05・11
 U15年代で唯一世界大会へとつながる「JFA プレミアカップ2015」が5月3日から5日の日程でJ−GREEN堺(大阪府)で行われた。

 全国の地域予選を勝ち抜いた12チームが集まる本大会。北海道からはコンサドーレ札幌U−15が挑んだ。

 グループBに入った札幌は、3日の初戦で青森山田中学校(東北地域代表/青森県)と対戦し1−0で勝利。続く第2戦のアルビレックス新潟U−15(北信越地域代表/新潟県)に引き分け初日を終えた。

 4日の1次ラウンド最終戦、サガン鳥栖U−15(九州地域代表/佐賀県)との一戦を2−1で競り勝った札幌はグループ首位となり、決勝ラウンド進出。

 4日の午後に行われた準決勝の相手は長岡ジュニアユースFC(北信越地域代表/新潟県)。札幌は粘り強い戦いをみせ2−0で勝利。決勝へ駒を進めた。

 世界大会をかけ5日に行われた決勝戦。札幌の相手は京都サンガF.C. U−15(関西地域代表/京都府)。立ち上がりは札幌の時間帯もあったが、連戦の疲れか動きが鈍くなってきたところを京都に次々に突かれ、終わってみれば0−6の完敗。

 優勝した京都は8月にイングランドで行われる、「プレミアカップ・ワールド・ファイナルズ2015」へ参加する。

 最後に力の差を見せつけられた札幌だったが、決勝の舞台まで勝ち上がったことは北海道の同年代のチームにも希望をもたらす結果となった。この悔しさをバネに道内のチームと切磋琢磨し、いずれは本道代表チームの全国制覇を期待したい。
編集部