１２月６、７日に開催された「バーモントカップ　第２４回全日本少年フットサル大会　北海道予選」。会場の恵庭市総合体育館に各地区の予選を突破した１６チームが集結。全国大会を目指し熱い戦いを繰り広げた。

　７日に行われた全国出場権がかかった準決勝。勝ち上がってきたのは西野第二サッカースポーツ少年団Ａ（札幌）、東フットボールクラブ（道北）、恵み野サッカースポーツ少年団（道央）、ＳＳＳ札幌サッカースクールＡ（札幌）の４チーム。

　先に行われた準決勝第１試合。西野第二対東ＦＣの試合は、点の取り合いから動きの激しいゲームとなるが、スキルの高い選手がそろった西野第二が要所で得点を重ね５−３で勝利。最初の全国切符を手にした。

　第２試合は、恵み野とＳＳＳの一戦。前半を２−１で折り返し優位に立ったＳＳＳだったが、後半に入り恵み野が粘りのプレーから２ゴールを奪い逆転。１点差を守った恵み野が３−２で逃げ切り、嬉しい全国大会初出場を決めた。

　同日に行われた西野第二対恵み野の北海道チャンピオンを決める決勝戦。試合は、西野第二が得意のドリブルを中心とした攻撃で主導権を握るも、得点には至らない。対する恵み野は組織だった守備からの効果的なカウンターで２得点。西野第二も必死の反撃を見せたが、最後まで２−０のスコアは動かずタイムアップ。地元開催の大声援を受けた恵み野の優勝で幕を閉じた。　

　優勝した恵み野と準優勝の西野第二は、年明けの１月４日から６日まで東京都駒沢オリンピック公園体育館ほかで行われる「バーモントカップ　第２４回全日本少年フットサル大会」へ出場する。フットサル王国北海道の復権の旗手として、全国大会で躍進を期待したい。

　上写真／バーモントカップ北海道予選で優勝し、全国大会出場を決めた恵み野サッカースポーツ少年団

　上写真／惜しくも優勝は逃したものの、準優勝で全国大会出場を決めた西野第二サッカースポーツ少年団Ａ