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来年度開催のチビリンピック全国大会、北海道代表が決まる

14・11・11
 10月11日から13日までの3日間、北見モイワスポーツワールドで行われた「全道少年(U―11)8人制サッカー大会 兼 第12回JA全農杯チビリンピック小学生8人制サッカー大会北海道予選」。来年度の5月に横浜で行われる全国大会への出場権をかけて、全道各地の予選を勝ち抜いた18チームが争った。

 初日の1次リーグは、3チームずつの6ブロックに分かれ、上位2チームが2次リーグに進出。翌12日の2次リーグでは、計12チームが3チームずつの4ブロックに分かれ、1位のみが決勝トーナメントに進んだ。

 大会最終日の13日に行われた準決勝。ベスト4の戦いは、コンサドーレ札幌U−12がFC中標津に1−0の接戦で勝利。もうひと山のSSS札幌サッカースクールはDOHTO Jr U−12に2対0で勝ち、決勝へ駒を進めた。

 同日に行われた全国を決める決勝戦。奇しくも昨年の決勝と同じ顔合わせとなったコンサドーレ対SSS。昨年はコンサドーレが1−0で勝利し、全国大会への出場権を手にしている。

 試合は、両チームの応援団が見守る中、コンサドーレがキックオフ。開始から互いの勝利への気持ちが激しくぶつかり合った。コンサドーレはボールを大きく動かしペースを握り始めるも、SSSは隙を見て素早い攻撃で対抗。両チームの良さを出し合う好ゲームは、スコアレスのまま3ピリオドが終了し、延長戦へ。

 疲れの見えてきた延長戦はオープンな展開となり、両チームにチャンスはあったが、ここも生かすことが出来ず。勝負の行方はPK戦へ委ねられた。

 雌雄を決するPK戦。先行のSSSは3人がきっちりと決め、最後は3−2のスコアで、SSSが6年ぶり2回目の優勝をつかんだ。

 優勝のSSSは、来年5月3日から5日まで神奈川県横浜市で行われる全国大会に出場する。北海道は長い冬期間に突入するが、室内練習をマイナス要素に捉えるのではなく、狭いエリアでの技術をしっかりと身につけ、本道の代表らしい戦いをみせてほしい。

 上写真/チビリンピック北海道予選で優勝し、6年ぶり2回目の全国大会出場を決めたSSS札幌サッカースクールのメンバー

編集部