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歴史を重ねたSSS札幌が35周年を祝う

14・10・11
 1979年に設立され、北海道ではクラブチームの草分け的存在のSSS札幌サッカースクール(特定非営利活動法人SSSスポーツクラブ)。選手の育成には定評のある同クラブが今年で35周年を迎え、9月15日に記念行事を行った。

 当日は札幌市内のコミュニティドームつどーむに、在校生、OB、関係者ら約500人が参加し、「SSS35周年サッカーの集い」を第1部として開催。岩越英治校長の始球式でスタートし、幼児から大人まで、多くの交流試合が行われた。クラブのスーパーバイザーであるアデマール・ぺレイラ・マリーニョ氏も来場し、子どもたちとの対戦で会場を盛り上げた。

 第2部では、会場を札幌サンプラザホテルに移し、記念パーティーを開催。北海道サッカー協会の出口明会長、札幌地区サッカー協会の滑川敏明会長を始め、多くの関係者が集まり祝辞を述べた。

 また会場では、出身Jリーガーの藤田征也(湘南)、伊東俊(山形)、ハーフナー・ニッキ(名古屋)らのビデオレターも披露され、これまで12人ものJリーガーを輩出した育成の実績を感じさせた。

 近年SSS札幌は、施設面の充実が目立つが、今後も北海道を代表する地域クラブとして、更なる飛躍が命題となろう。


 上:上段写真/「SSS35周年サッカーの集い」で始球式を行う岩越英治校長
 上:下段写真/交流試合でボールを追いかける子どもたち
 (9月15日、札幌市東区コミュニティドームつどーむ、撮影・石井一弘)

 上:上段写真/記念パーティーで鏡開きをするスーパーバイザーのアデマール・ペレイラ・マリーニョ氏(左側)、岩越校長(中央)、SSSスポーツクラブ特定非営利活動後援会の渡邉和明会長(右側)
 上:下段写真/祝辞を述べる北海道サッカー協会の出口明会長
 (9月15日、札幌サンプラザホテル、撮影・石井一弘)

編集部 写真はいずれも石井一弘撮影