地域のサッカー情報

一覧に戻る

日本クラブユース選手権、SSSとコンサドーレが全国に挑んだ

14・09・11
 中学生年代のクラブチームナンバー1を決める「adidas CUP 2014 第29回日本クラブユースサッカー選手権(U−15)大会」が、8月15日から24日の期間、帯広市帯広の森球技場他で行われた。

 北海道第1代表として参戦したのはSSSジュニアユース。1次ラウンド初戦は湘南ベルマーレU−15平塚(関東第9代表)と対戦。初戦の緊張からか、本来の力を発揮できず0−4と完敗。続く第2戦、ブレイズ熊本(九州第3代表)戦は、早い時間に2点を許し、1点を返すも1−2のスコアで敗戦。

 決勝トーナメントに進むためには勝利が絶対条件の第3戦、サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース(中国第1代表)との試合は、SSSが先制点を奪うも、広島が立て続けに3得点。諦めないSSSが意地のゴールを決め2−3とするが力及ばす。SSSは3連敗で1次ラウンド敗退となった。

 一方、北海道第2代表のコンサドーレ札幌。第1戦でFC東京U−15深川(関東第11代表)に0−2で敗れたものの、カティオーラFC U−15(九州第6代表)に3−1で勝利し、JFAアカデミー福島U15(東海第1代表)に3−3の引き分けで勝ち点4。グループ2位で決勝トーナメントに進出した。

 決勝トーナメント1回戦、札幌は宇治FCジュニアユース(関西第5代表)を3−0で難なく下すと、続くジュビロ磐田U−15(東海第5代表)戦は先に2点を奪った札幌が磐田の反撃を1点に抑え2−1と勝利。準々決勝へ進む。

 待ち受ける相手は清水エスパルスジュニアユース(東海第2代表)。札幌は前半の内に2点をリードし優位に進めるも、後半に入り清水に2ゴールを奪われ同点。その後、延長戦でも決着がつかず勝負はPK戦へ。PKの最終スコアは2−4で悔しい敗戦。札幌はベスト8で涙を飲んだ。

 24日に行われた決勝戦は鹿島アントラーズジュニアユース(関東第8代表)と清水が対戦。前半のリードを最後まで守った鹿島が2−1で勝利。嬉しい初優勝となった。
編集部