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北海道クラブユース選手権、SSSが5度目の優勝で全国へ

14・08・11
 6月28日から7月20日にかけ、計8日間で行われた「第20回北海道クラブユースサッカー選手権大会(U−15)兼 第29回日本クラブユース選手権(U−15)北海道大会」。中学生年代クラブチーム北海道ナンバー1を目指し、総勢51チームが夕張平和運動公園で戦った。

 7月19日に行われた準決勝。ベスト4まで勝ち上がってきたのはSSSジュニアユース、コンサドーレ旭川ユースU−15、プログレッソ十勝FC U−15、コンサドーレ札幌ユースU−15。

 ここで勝利すれば、上位2チームが出場できるadidas CUP全国大会出場権が与えられる注目の一戦だ。

 準決勝の第1試合、SSS対コンサドーレ旭川の試合は、フォーメーションを変更して挑んだコンサドーレ旭川が守備からリズムをつかみ前半0−0。SSSは落ち着いて相手の守備陣を攻略し、後半2点を奪取。そのまま2−0で勝利し、決勝進出と全国大会出場を決めた。

 第2試合は、プログレッソ十勝とコンサドーレ札幌の対戦。プログレッソ十勝は粘り強い守備で簡単にはゴールを割らせず無失点で前半を終える。しかし、後半に入ると、本大会6連覇中のコンサドーレ札幌がついにゴールをこじ開け決勝点。苦しみながらもコンサドーレ札幌が1−0で勝利。使命である全国大会出場の切符を手にし、決勝に進む。

 大会最終日の20日、SSS対コンサドーレ札幌の決勝戦。試合開始からSSSが積極的に仕掛け、早い段階で先制点を奪う。その後もSSSのペースで試合を進むも追加点は奪えない。後半に入るとメンバーを入れ替え反撃に出るコンサドーレ札幌に主導権が移る。それでも最後まで高い集中力を保ったSSSが1−0で優勝。7年ぶり5度目となる栄冠で大会の幕を閉じた。

 優勝したSSSと準優勝のコンサドーレ札幌は8月15日から24日まで帯広市で行われる「adidas CUP 2014 第29回日本クラブユースサッカー選手権(U―15)大会」へ出場する。

 また、第3位のコンサドーレ旭川とプログレッソ十勝、第5位LIV.FC U−15、第6位FC DENOVA U−15の4チームは、「2014 JCYインターシティーカップ(U−15)EAST」に出場。大会は8月5日から7日の日程で茨城県セキショウチャレンジスタジアム他で行われた。

 上写真/7年ぶり5度目の優勝を飾ったSSSジュニアユースのメンバー。写真提供:SSSスポーツクラブ

編集部