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道新旗全道大会、西野第二少年団が初の全道制覇

14・08・11
 7月30日から8月2日までの4日間、キロロリゾート森の広場サッカー場で行われた「道新スポーツ旗 第46回全道サッカー少年団大会」。札幌地区代表の西野第二サッカースポーツ少年団が初の全道優勝を飾った。

 30日と31日に行われた予選リーグ。各地区代表の32チームがA〜Hブロックに分かれ、各上位2チームが翌1日の決勝トーナメントに進出し、2回戦までを戦った。

 最終日の8月2日、注目の集まった準決勝は西野第二対コンサドーレ札幌U−12Aの札幌勢対決。試合は互いに譲らず前半を1−1で折り返すと、後半、西野第二が効果的な攻撃から2点を追加。3−1のスコアで西野第二が快勝し、全日本少年サッカー大会札幌予選でPK負けを喫した相手にリベンジを果たした。

 もう一方のカードは、プログレッソ十勝FC U−12(十勝地区)対LIV.FC(札幌地区)の対決。前半、スコアレスのまま進むも、後半は地力に勝るLIVが2点を奪い初の決勝の舞台へ。

 どちらが勝っても初優勝となる決勝戦。キックオフから両者の緊張感がつたわるような展開となった。その緊迫した状況を打ち破ったのは西野第二。前半の内に先制点を奪い1点リードで後半に入る。早く追いつきたいLIVだったが、西野第二の球際の強さの前に最後までゴールを割ることが出来ずに試合終了。1−0の完封勝利で、西野第二が初の全道制覇を成し遂げた。

 近年クラブチームが北海道の上位を占める中、少年団勢として8年ぶりの優勝は快挙とも言える。今後も各チームの切磋琢磨から、本道サッカー少年たちのますますの成長を期待したい。


 上写真/初の全道制覇を果たした西野第二サッカースポーツ少年団のメンバー。前列左端は石巻代表、後列右端が石井監督。写真提供:西野第二サッカースポーツ少年団

編集部