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全日本少年サッカー北海道予選、SSSが2年ぶり3度目の栄冠で全国へ

14・07・11
 第38回全日本少年サッカー大会北海道予選が、6月28日(土)、29日(日)の2日間、空知川河川敷サッカー場で行われた。道内5ブロック(札幌、道央、道南、道東、道北)の厳しい予選を勝ち上がった強豪16チームが、優勝チームに与えられる北海道代表の座を争った。

 全国大会への出場権を賭ける29日の決勝に進んだのは、FC DATE少年団(道南)とSSS札幌サッカースクール(札幌)。この2チームは2年前の決勝戦でも対戦しているライバルチーム。

 DATEは準決勝でプログレッソ十勝FC U−12(道東)に逆転の2対1で勝利。対するSSSは室蘭大沢FC U―12(道南)と対戦、4−0の快勝で決勝の舞台へ。

 試合は北海道らしい青空の下12時にキックオフ。序盤から激しい主導権争いが続き、一進一退の攻防が続く。互いにチャンスを迎えるものの、決めきることが出来ないまま前半終了。

 緊迫した展開は変わらなかったが、後半9分、ついに均衡が破られる。ゴール正面でこぼれ球を拾ったSSSがシュート。ボールはDATEゴールキーパーをかすめネットを揺らした。

 反撃に出るDATEだったがSSSの牙城を最後まで崩せずタイムアップ。SSSが2年ぶり3度目の優勝を決めた。

 優勝したSSSは8月3日から静岡県で行われる全国大会へ出場する。酷暑の中、全国の強豪との戦いになるが、道代表としての自信を持って大舞台に挑んでもらいたい。


 上写真/北海道大会で優勝し、全国大会出場を決めたSSS札幌サッカースクールの子どもたち。6月29日、空知川河川敷サッカー場、写真提供:LSIN北海道

編集部