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高円宮杯北海道予選、全国大会に挑む3チームが決定

13・11・11
 U−15年代の中学生日本一を決める「高円宮杯第25回全日本ユース(U−15)サッカー選手権大会」。北海道からの代表は、北海道カブスリーグU−15の優勝チームと、高円宮杯北海道大会の上位2チームの計3チームとなっている。

 1番目の代表は、4月28日から10月6日まで道内各地で行われたカブスリーグで、終始安定した戦いを見せたコンサドーレ札幌U−15が全国大会出場権を獲得。

 残りの代表2枠は、10月12日から26日まで札幌サッカーアミューズメントパーク他で行われた、高円宮杯北海道予選を兼ねる「第25回北海道ユース(U−15)サッカー選手権大会 兼 第25回全日本ユース(U−15)サッカー選手権北海道大会」で争った。

 全国の切符がかかる代表決定戦は、19日の準々決勝。代表決定戦に進んだのはアンフィニMAKI.FC、札幌ジュニアFCユース、SSSジュニアユース、スプレッドイーグルFC函館の4チーム。

 札幌勢同士の戦いとなったアンフィニ対札幌ジュニアの一戦は、試合の主導権を握ったアンフィニがゲームを優位に進め3−1で勝利。難敵の札幌ジュニアを下し、全国大会進出を決めた。

 SSS対スプレッド戦は、互いのプライドがぶつかる激しい試合となり、勝負は前後半で決着がつかずに延長戦へ。その延長戦、SSSの一瞬の隙をついたスプレッドが先制点を奪うとそのままタイムアップ。スプレッドが全国への重い扉を開けた。

 20日に行われた準決勝は、両チームとも全国が決まっていたせいかオープンな展開に。前半3点を奪ったスプレッドが、アンフィニの追撃を2点で抑え、4−2で勝利。26日に、カブス王者として決勝の舞台で待っていたコンサドーレに挑んだ。

 大会最終日となる決勝戦。コンサドーレとスプレッドの戦いは、コンサドーレが実力をいかんなく発揮し4−1のスコアで優勝。第1代表の意地を見せた。

 北海道代表の3チームは、12月22日から28日まで大阪府で行われる全国大会に出場する。これから大会期間まで、屋外でのトレーニングも厳しくなってくるだろうが、健闘を期待したい。
編集部