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クラブユースU−15選手権、決勝トーナメント1回戦で北海道代表は敗退

13・09・11
 中学生年代のクラブチームナンバーワンを決める「adidas CUP 2013 第28回日本クラブユースサッカー選手権(U―15)大会」が8月15日から24日の日程で、帯広の森陸上競技場などで行われた。

 この大会には、全国9地域の予選を勝ち抜いた計48チームが参加。北海道代表はコンサドーレ札幌U−15とスプレッド・イーグル函館の2チームが出場した。

 予選L組に入ったコンサドーレは初戦でバディージュニアユース(関東)に5−1で勝利したものの、続く千里丘FC(関西)戦は2−4で敗戦。予選最終戦のジュビロSS磐田(東海)には5−2と勝利し、2勝1敗とした。この結果、3チームが勝ち点で並び、得失点差でコンサドーレが1位で抜けた。

 スプレッドは予選F組を戦い、ジュビロ磐田U−15(東海)に2−1、AC長野パルセイロジュニアユース(北信越)に6−0と連勝。全勝同士で迎えた横浜F・マリノスジュニアユース(関東)戦は1−6で敗れたが、リーグ2位で決勝トーナメントへ。

 決勝トーナメント1回戦、コンサドーレの相手はJSC CHIBA(関東)。試合は白熱した接戦となり、後半を終えてもスコアレスで延長戦に突入。その延長前半に一瞬の隙を突かれ失点したコンサドーレが0−1で敗戦。ベスト32で涙を飲んだ。

 スプレッドの1回戦はヴィッセル神戸U−15(関西)との対戦。前半の内に3点を失ったスプレッドは後半、必死の反攻。しかし、自力で勝るヴィッセルに追加点を奪われ万事休す。0−4と完敗で、北海道勢はここで姿を消すことになった。

 24日に行われた決勝戦。関東勢J下部組織同士の戦いとなったマリノスとFC東京U−15深川の一戦は、前後半それぞれ1点ずつを決めたマリノスが2−0の完封で4度目の栄光を手にした。
編集部