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北海道クラブユース選手権、コンサドーレが6連覇

13・08・11
 6月30日から7月21日までの期間、計7日間開催となった「第19回北海道クラブユースサッカー選手権大会(U−15)兼 第28回日本クラブユース選手権(U−15)北海道大会」。会場の夕張平和運動公園に道内48のクラブチームが集結し、ジュニアユース年代のクラブチーム北海道No.1を争った。

 7月20日に行われた全国大会出場(adidas CUP)がかかった準決勝。勝ち上がってきたのはコンサドーレ札幌ユースU−15、札幌ジュニアFCユース、スプレッドイーグルFC函館、R.シュペルブ釧路 U−15の4チーム。

 準決勝の第1試合、コンサドーレ対札幌ジュニアの試合は、立ち上がりから札幌ジュニアが激しいプレスで流れをつかみかけた。対するコンサドーレは、持ち前の技術でプレスをかいくぐり効果的な3得点。守っても札幌ジュニアに反撃を許さなかったコンサドーレが決勝戦へ駒を進めた。

 第2試合は、北海道カブス1部リーグ所属のスプレッドと、道東ブロックカブス所属ながら、ここまで道カブス1部・2部所属の3チームを倒してきたシュペルブの対戦。この試合でもシュペルブ旋風を期待したが、スプレッドが道カブス1部のプライドを見せ3−0で完勝。決勝戦の切符を手にした。

 大会最終日の21日に行われた、札幌ジュニア対シュペルブの3位決定戦と、コンサドーレ対スプレッドの決勝戦。

 3位決定戦は、前半から札幌ジュニアが攻勢に出る。積極的な攻撃でシュペルブゴールに迫り、気がつけば6得点。シュペルブも必死の反撃を見せるが1点を返すのがやっと。6−1のスコアで札幌ジュニアが3位入賞とデベロップカップ出場を決めた。

 すでに両チーム全国大会が決まっていたコンサドーレ対スプレッドの決勝戦。序盤は激しい攻防からスプレッドが先制するも、コンサドーレがすぐに追いつき、さらに逆転。後半に入るとスプレッドにもチャンスあるものの決めきれず。コンサドーレは要所で得点を重ね、5−1の快勝。コンサドーレが6年連続10度目の優勝を果たした。

 優勝したコンサドーレと準優勝のスプレッドには8月15日から24日まで帯広市で行われる「adidas CUP 2013 第28回日本クラブユースサッカー選手権(U―15)大会」への出場権が与えられた。

 第3位の札幌ジュニアは「日本クラブユースサッカー選手権(U−15)大会 デベロップカップ2013」へ出場する。こちらは8月18日から24日まで中札内村などで行われる。

 また、今年度より東日本地区のクラブチームの普及と発展を目的とする「2013 インターシティーカップ東日本」が新たに始まり、第4位チーム(シュペルプ)とベスト8へ進出し、敗退した4チームの内3チーム(抽選によりSSSジュニアユース、帯北アンビシャス、クラブフィールズU−15)が出場した。大会は8月6日から8日の日程で茨城県セキショウチャレンジスタジアム他で行われた。
編集部