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道新旗全道大会、SSSが夏の全道王者に

13・08・11
 7月26日から29日までの4日間、キロロリゾート森の広場サッカー場で行われた「道新スポーツ旗 第45回全道サッカー少年団大会」。U−12世代の北海道ナンバー1を争う伝統の大会に強豪32チームが挑み、札幌地区代表のSSS札幌サッカースクールが4年ぶり5度目の優勝を飾った。

 26日と27日に行われた予選リーグ。32チームがA〜Hブロックに分かれ、各上位2チームが翌28日の決勝トーナメントに進出、2回戦までを戦った。

 最終日の29日、ベスト4があいまみえた準決勝の2試合。決勝戦を賭けた戦いはSSS札幌サッカースクールA(札幌地区)対フロンティアトルナーレFC U−12(函館地区)。FC DATE 少年団(室蘭地区)対幕別札内FC(十勝地区)の対決。

 SSS対トルナーレの一戦は、SSSが試合を優位に進めるが、トルナーレも体を張った守りからカウンターで対抗。激しい攻防の中、試合が動いたのは後半。SSSが先制ゴールを奪うと、そのまま逃げ切り決勝へ駒を進めた。

 一方、DATEと幕別の試合は、DATEが立ち上がりから幕別を攻め立て前半に2点を先行。対する幕別もあきらめずにチャンスを作りゴールを狙う。しかし、その後は互いに得点には至らず2−0で試合終了。試合巧者のDATEがファイナル進出となった。

 迎えた決勝戦。雨の降る中SSSのボールでキックオフ。立ち上がりからペースを握ったのはSSS。前線の選手たちが巧みな技術でチャンスを作り出し、早々と2点を先取。対するDATEも粘り強い守備からカウンターを仕掛けるがゴールは奪えない。後半、ダメ押しとなる3点目を奪ったSSSが3−0のスコアで優勝。5度目の栄冠は大会最多タイ記録となった。

 少年たちの熱い夏はSSSの優勝で幕が閉じた。北海道の短い夏から、実りの秋に向け、本道サッカー少年たちのますますの成果を期待したい。
編集部