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全国高校総体北海道予選、男子、女子の北海道代表が決定

13・07・11
 全国高校総体北海道予選が、男子、女子ともに6月18日から21日の日程で、札幌サッカーアミューズメントパークなどで行われた。男子は北海道大谷室蘭高校が6年ぶり26度目、女子も北海道大谷室蘭高校が2年連続2度目の優勝と、ダブルタイトル獲得を果たした。

 21日に行われた全国大会出場権をかけた注目の男子準決勝。北海道プリンスリーグでもしのぎを削る札幌創成高校に相手に、道大谷室蘭が2−1の接戦をものにした。

 一方、大会前から前評判の高かった札幌大谷高校は小樽潮陵高校に4−0と力の差を見せつけ決勝進出を決めた。

 同日に行われた決勝戦。両者すでに全国への出場が決まっていたが、互いのプライドをかけた激しい試合となった。先制したのは札幌大谷。しかし、すぐさま道大谷室蘭も反撃。豪快なシュートで同点に追いつくと、前半終了間際にはヘディング弾で逆転に成功。後半、札幌大谷が同点に追いつくが、最後は北海道大谷が見事な崩しでゴールを奪い決勝点。3−2の劇的な展開で終了のホイッスルを聞いた。

 同日の21日に開催された女子の決勝戦。大方の予想通り北海道大谷室蘭と道文教大明清高校の対戦となった。

 試合は明清が先制するも、道大谷室蘭が前半のうちに逆転。後半、勢いに乗る道大谷室蘭が追加点を奪い2点差。追いすがる明清は1点を返すも反撃はここまで。そのまま3−2のスコアで道大谷室蘭が優勝と全国への挑戦権を手に入れた。

 男子優勝の道大谷室蘭と準優勝の札幌大谷には、7月31日より福岡県で開催される全国高校総体への出場資格が与えられた。1回戦、道大谷室蘭は、埼玉第2代表の正智深谷高校と、札幌大谷は千葉県第2代表の流経大柏高校とそれぞれ対戦する。

 女子優勝の道大谷室蘭は8月3日より佐賀県で開催される全国高校総体女子サッカー大会へ参加。1回戦は四国代表の鳴門渦潮高校との対戦が決まった。

 (写真はいずれも、提供:LSIN北海道)


 上:上段写真/6年ぶり26度目の優勝を決めた北海道大谷室蘭高校男子サッカー部
 上:下段写真/惜しくも準優勝となったが、全国大会出場の切符を手にした札幌大谷高校サッカー部


 上写真/2年連続2度目の優勝となった北海道大谷室蘭高校女子サッカー部

編集部