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全日本フットサル選手権、名古屋オーシャンズが日本一に輝く

13・04・11
 フットサルの日本一を決める「PUMA CUP 2013 第18回全日本フットサル選手権大会」。3月8日から10日まで、大阪府の舞洲アリーナと静岡県のエコパアリーナで1次ラウンドを開催、決勝トーナメントは東京都の国立代々木競技場第一体育館で15日から17日にかけ、日本一を争った。

 この大会には9地域より代表各1チームと、前年度の予選参加チーム数上位地域の5枠(関東2、東海1、関西1、九州1)、そしてFリーグに所属する10チームの計24チームが出場した。

 1次ラウンドは、4チームずつの6グループに分けてリーグ戦を行い、各グループ1位と、2位の中から成績上位2チームの計8チームが決勝トーナメント進出となった。

 北海道からは地域大会を勝ち抜いたディヴェルティード旭川とFリーグに所属しているエスポラーダ北海道が参戦。

 ディヴェルティードは予選Fグループに入り、初戦でフクエイ・ジャパン(熊本県、九州地域第2代表)と1−1で引き分けたものの、続くルチャ・ブリージョ・カガワ・フットサルクラブ(香川県、四国地域代表)戦に4−0で勝利。しかし、第3戦の名古屋オーシャンズ(Fリーグ)との一戦は格上相手に粘りを見せるも、最後は3−6で敗戦。

 ディヴェルティードは1勝1敗1分けの勝ち点4の2位で予選を終えたが、ワイルドカード進出には及ばず、予選敗退となった。

 一方、エスポラーダは初戦のビークスキムラフットサルクラブ(石川県、北信越地域代表)相手に16対1と圧勝すると、リンドバロッサ(京都府、関西地域第2代表)戦も4−3で勝利。第3戦は同じFリーグ所属のバサジィ大分には3−3と引き分けたが、2勝1分けで予選1位突破を果たした。

 進んだ決勝ラウンド1回戦はデウソン神戸(Fリーグ)と対戦。終始リードを保ったエスポラーダが6−3で勝利し、準決勝に駒を進めた。

 準決勝の相手はフウガすみだ(東京都、関東地域第1代表)。先制点を奪ったエスポラーダだったが、あっさりと逆転を許し、終了間際の追撃も及ばず2−5で敗戦。3位決定戦に回るこことなった。

 翌日の3位決定戦では湘南ベルマーレ(Fリーグ)との一戦。気持ちを切り替えたエスポラーダは、粘り強い戦いぶりで3−1と接戦をものにし、3位という好成績で大会を終えた。

 決勝の舞台に進んだのは名古屋とフウガ。4−4からPK戦にもつれ込み、最後はPKスコア4−3で名古屋に軍配。Fリーグ王者が激戦を制し、悲願の初優勝を飾った。

編集部