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バーモントカップ全国大会、北海道代表のトルナーレとSSSが挑戦

13・01・11
 フットサルの少年日本一を決める「バーモントカップ 第22回 全日本少年フットサル大会」が、1月4日から6日までの日程で、駒沢体育館(東京都)で行われた。

 この大会には全国47都道府県の予選を勝ち抜いたチームと、昨年度の予選参加チーム数が最多だった北海道からもう1チームが加わり計48チームが参加した。

 48チームを4チームずつ12グループに分けてリーグ戦を行い、各グループ1位チームと、各2位のうち成績上位4 チームが決勝トーナメントへと進出するというレギュレーション。

 北海道第一代表のフロンティアトルナーレFC U−12は予選グループKに入り、FCやまぼうしスポーツ少年団(山形県)、港川ファイヤーズFC(沖縄県)、多摩区FC U−12(神奈川県)と対戦。危なげない試合運びで3連勝し、決勝トーナメントに進出。

 北海道第二代表のSSS札幌サッカースクールはラドソン滋賀U−12(滋賀県)、アスルクラロ沼津(静岡県)、竹松サッカースポーツ少年団(長崎県)と強豪ぞろいの予選グループDをこちらも3連勝で勝ち抜いた。

 トルナーレの決勝トーナメント1回戦は、ブリンカールFC(愛知県)と対戦。トルナーレは開始直後に2点を先制するなどリードを持って前半を折り返す。しかし、後半すぐに同点に追いつかれると最後は4−6と痛恨の逆転負け。ベスト16で姿を消した。

 SSSは1回戦、江南南サッカー少年団と対戦。前半2−2で折り返すと、後半、相手に先にゴールを奪われ、追う展開に。SSSはここから焦らず効果的な反撃で5−3と逆転勝利。準々決勝進出を決めた。

 ベスト4を争う相手はJ下部組織でタレントも豊富な鹿島アントラーズジュニア(茨城県)。試合開始から互いに攻撃的な展開を見せ、激しい点の取り合いに会場もヒートアップ。後半4−4の同点から、体格に勝る鹿島がセットプレーを絡めた2ゴールで突き放す。最後はSSSの必死の反撃も及ばずそのまま4−6で敗戦。SSSの健闘が光るもベスト8で大会を終えた。

 今年度のフットサル日本一を決める決勝戦。SSSを破った鹿島と2年連続での進出となるベガルタ仙台ジュニア(宮城県)の対戦となり、鹿島が2−1で勝利。鹿島の嬉しい初優勝で大会の幕が下ろされた。
編集部