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地域の子どもたちの安全のためにと「雷センサー」が寄贈された

12・05・11
 4月13日、地域のサッカー少年たちの安全を守りたいとの願いから、札幌地区サッカー協会を通じて札幌市サッカースポーツ少年団連盟に「雷センサー」10個(126,000円相当)が寄贈された。

 今回、寄贈を行ったのは、インターネットショップ「foot−fut−24.com」を中心に、札幌市でサッカー用品などの小売業を営む株式会社スポトレンド(創業昭和53年)。代表取締役の柴田吉徳さんは「微力ではありますが、お世話になっている地域のスポーツ環境向上に寄与できれば幸いです。これからも各種団体と連携して、少しでも地域社会に貢献できるよう活動を続けていきたい」と語る。

 雷センサーを受け取った札幌地区サッカー協会の滑川敏明会長は「私もサッカー現場に長く関わっておりますが、子どもたちの安全について、危険性を予期し備えることは大切だと思いますし、保護者の安心にもつながると思います。頂いた雷センサーは各区の大会会場で有効に利用したい。ありがとうございました。」と感謝の言葉を述べた。

 一説によると雷は、雷鳴が聞こえる距離の時には、すでに落雷の危険性があると言われている。寄贈された「雷センサー」は、手のひらサイズの小型雷探知機で、雷雲が近づくと60km以内から段階的に警報音で警告し、雷鳴より早く雷雲の接近を知らせることで素早い非難や対応が可能となるというもの。当然サッカーだけに限らず、屋外スポーツでは雷の危険と隣り合わせ。今回の寄贈を機会に、雷センサーというものが認知され、地域のスポーツ活動の安全性が向上することを期待したい。


 上写真/雷センサー10個を寄贈する株式会社スポトレンドの柴田吉徳代表(写真左側)と札幌地区サッカー協会の滑川会長(右側)。4月13日、中島体育センター会議室。

編集部