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中学生年代のフットサルも全国の壁に…

09・02・11
 1月10、11、12日と、福岡県北九州市立総合体育館で行われた「第14回全日本ユース(U−15)フットサル大会」。全国地域別代表の16チームが参加し、中学生年代最後の全国大会をフットサルで締めくくった。
 
 北海道からは、第1代表アンフィニMAKI.FC、第2代表石狩フットボールクラブ、第3代表の旭川市立啓北中学校の3チームが全国に挑んだ。
 
 4チームずつの4グループに分かれた予選リーグでは、グループ1位のみが決勝トーナメントに進出という狭き門。北海道代表の3チームは奮闘を見せるも、アンフィニが2勝で2位、石狩が未勝利で4位、啓北中が2勝で2位と全国の壁を突破できなかった。
 
 予選を突破した全国のベスト4は、北信越地域第1代表の長岡JYFC(新潟県)、東海地域第1代表の清水FCジュニアユース(静岡県)、東北地域第1代表のSSCヴェローチェ盛岡ジュニアユース(岩手県)、関西地域代表の西宮サッカースクール(兵庫県)の4チーム。決勝は長岡JYFCがSSCヴェローチェを9−5のスコアで破り、全国優勝を果たした。
 
 この年代は特に、フットサルを強化の一環としているチームや地域の差が大きいとみているが、フットサルでの強化が必然となっている北海道のチームが上位に進出できない程、全国のレベルは向上している。ここからも北海道の冬期強化の見直しと、全国に先行く対策が必要なのではないだろうか。
 
矢田 からす