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今日、ワールドカップ王者が決定! 日本代表は歓喜のベスト16入り

10・07・11
 世界中が熱狂した4年に1度の祭典「2010 FIFAワールドカップTM 南アフリカ大会」が、今日7月11日の決勝戦(日本時間27時30分)で最終日を迎える。
 
 6月11日、南アフリカ対メキシコ戦で、南アフリカMFチャバララの開幕弾で幕を開けた今大会。1ヶ月間かけた激戦の末、決勝のカードはオランダ対スペインの欧州対決でワールドカップ王者が決定する。
 
 オランダ、スペインどちらが勝っても初優勝であり、ワールドカップ史上、8カ国目の優勝国が誕生することになる。また、欧州以外の開催で、欧州のチームが優勝するのも初。アフリカ大陸で初開催のワールドカップが、新たな歴史の呼び水となった。
 
 注目の日本代表は、大会前には苦戦が予想されていたが、6月14日の初戦、カメルーン戦を1−0で勝利すると、オランダ戦(19日)0−1の惜敗、予選突破のかかったデンマーク戦(24日)は3−1で勝利。グループEを2勝1敗の2位で見事グループリーグを突破し、決勝トーナメント進出を果たした。
 
 1戦毎にチームがまとまった日本は、6月29日、トーナメント1回戦でグループFを1位で上がってきたパラグアイと対戦。互いに堅守速攻型の譲らぬ展開となり、延長を含め120分戦い0−0のドロー。両国共に初のベスト8入りはPK戦で雌雄を決することに。日本が1人外す中、パラグアイが5人全員成功。パラグアイが、本大会8度目の挑戦にして悲願のベスト8入りを決めた。
 
 日本は、4戦を通して、高地への順化やコンディション調整が上手くいき、特長でもある俊敏性と運動量を生かすことができた。格上との戦い方として、相手の良さを出させない試合運びも功を奏した。
 
編集部