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屋良っティーニの教えある記『NO!すねあて』

10・05・11
 今日は5月10日、ワールドカップ最終メンバー発表ですね〜
14時ころ発表みたいなんで、たのしみです!
 
 どうしよう!?僕が入ってたら・・・
ジーコが最後に「マァキ」って呼んだみたいに、岡ちゃんが最後に「ろべると」って呼んでくれないかな〜
日本中が「! !! ?えっ?! ?! だれ? ?! ? どこの!? !! 何人!?」ってなるだろうな〜。
 
さて、妄想はこのくらいにしておいて・・・
 
 僕のサッカースクールには僕の所だけでやっている子と、週末は他のチーム、つまり少年団などでプレーし、スキルアップとしてエスコリーニャに週に数回来る子どもたちと2通りのパターンの子たちがいるんです。
 
 その違いを見分けるのがすっごく簡単なんですが・・・
ここで問題です!いったいどの様にして見分けがつくでしょうか?
 
正解:『掛け持ち君たちはすね当てをしてくる。』でした!!
 
 そうなんです!ひざ下までのサッカーストッキングにガッツリすねあてのスタイルでうちの練習に参加しています。勿論かっこいい目のサッカーシャツに短パンで如何にも日本のサッカー少年ってカンジでカッコイイ〜。。。
 
 一方、ウチだけでやってる子は、ラフですよ〜。。。
くるぶしまでのスニーカーソックスに学校帰りそのまんまの服装(チョーカッコイイいジーパンにお洒落シャツさんもいますけどね!!)。
ですから、すねあてなんてしてきません!
 
 でも、ミニゲームでハードにやりあってますから、すねガチガチ、ゴリゴリやりながらすねに青あざいっぱい作って平気な顔してます。
よく格闘家の人たちがビール瓶ですねをたたいて鍛えてますよね。サッカー選手も子どものころは、すねをしこたま蹴られて強くしていった方が良いのかも知れませんよ。
 
 少々蹴られても痛みを感じないのって大事ですよね。
だって、海外の子たちはこの年代で練習にすね当てしてくるの見たことないですからね。
短いソックスで平気な顔してゴリゴリやってますもん!!
 
 最終的にそんな奴らとワールドカップで戦わなければならないんだから、試合以外、子どもの頃は「NOすねあて」でいいかもって思っちゃいます。
 
極端な意見ですいません。。。
 
 
◆筆者プロフィル
屋良 充紀(やら みつとし)
現役時代はブラジル、エクアドル、コロンビアでプレー、コロンビアではコーチも兼任。
帰国後、横浜FC泉Jrユースの監督として7年間指導。その後『JFAアジア貢献プロジェクト』で中東のシリアで未来のシリア代表選手を育成するべく、SFA(シリアサッカー協会)フットボールアカデミーを開校しヘッドコーチを務めた。アラビア語で『サッカー指導指針』をつくり、シリアは勿論のこと海を越えてアフリカ・スーダンでも高い評価を得ている。現在は横浜市でブラジルのストリートサッカーをヒントに遊び心をくすぐるサッカースクール、『エスコリーニャFC』に力を注いでいる。
ロベルト・屋良っティーニ