サッカーアラカルチョ

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シリアで教えある記 『やべ〜 みんなうまくなってるし!』

09・09・11
 保育園にサッカーをしに行っている。これはシリアに行く前から続けてきたことで今年でかれこれ6年ほどになる。
 
 保育園の駐車場に車を止めている段階からすでに子どもたちが「キターキター!!」とはしゃいでくれる。きっと保育園は女の先生ばかりなので、たまに来るヒゲのおじさんはとっても魅力的に映るらしく、ここではこんな僕でも驚くくらいモテモテなのだ!
 
 時間の都合もあるので、年長さん2クラス、男の子女の子まとめて40人を4チームに分けて、ミニゲームを楽しむ!
 
 なかでも、メインイベントは先生たちとヒゲおじさんのオールスターチーム(!?)対子どもたちのマッチアップ。先生も日ごろのうっぷん(?!)を晴らすかのように片っ端から子どもチームをやっつける!
 
 それにしても、子どもたちっておもしろいよね〜!!
 
 まずは、お約束のず〜っとゴールを守ってる子。お次は何を思ったのか自分のチームにシュートを叩き込んで大喜びしてる子とハチャメチャな子もい・る・け・ど〜。
 
やっぱりここにもいた〜。
 
 センスを感じるボールの置きどころから、何故か勘違いして自分にタックルしてくる味方をも巧みなステップでかわし先生のマタを抜き(や〜んッ!!)ビシッとシュートを打ってくる。ぜひ、我がエスコリーニャにスカウトした〜い!
 
 そしてもう一つシリアから戻ってきて驚いたのが先生のレベルが上がっていたこと。センスのある子たちとマッチアップすることで先生もうまくなっちゃったみたいなのだ。
 
 その相乗効果かうまい女の子も出現!まだ、ボールを怖がりながらもひょいっとトラップしてしまう(本人は全く気付いていないが…)。
 
 そして何といっても「やりたくな〜い!!」といっていたノリの悪い女の子もほとんどいなくなった。
 
 サッカーって何にも教えることってないんだな〜って改めて感じる。場をあたえて一緒に遊べばうまい子って自然発生するみたい。
 
 今日も終わった後、一緒に給食食べてお昼寝したころにそ〜っと帰ってきました!
ロベルト・屋良っティーニ