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『オーレ!セレソンブラジ〜ル』

09・01・11
 初めましてコラソン(ポルトガル語で心と言う意味)三島です。2009年1月から本紙のリニューアルに伴い、記事を書かせていただけることになりました。ブラジルでの生活体験を生かした内容を少しでもお伝えできれば幸いです。
  
 さて、現在ブラジル代表(セレソン)は、2010年ワールドカップ南米予選で10戦して4勝5分1敗、勝ち点17。勝ち点23のパラグアイに続いて現時点で2位(勝ち点1の差でアルゼンチン、チリと続いている)。残り8試合を残し、まずまずの成績と言えると思います。
 
 現セレソンは、やはり何と言ってもカカ、ロビーニョの存在は大きいと言えます。みなさんもご存じかとは思いますが、カカは、スペースがあるとぐいぐいとドリブルでボールを運びパスの判断も良く、ミドルシュートの精度も高く得点力もあります。
 
 一方のロビーニョは、「ペダラーダ」と呼ばれる、高速でボールをまたぎ相手を幻惑するフェイントを武器にドリブル突破を積極的にしかけます。前を向いてボールを持たせると、高いキープ力と視野の広さを生かし、自らの得点能力だけでなく味方選手にアシストする巧さも持っています。
 
 2009年、南米予選残り8試合もこの2人の調子次第でブラジル代表の明暗は変わってくるでしょう。ですが、セレソンのワールドカップ連続出場はあたり前の義務といえるので、見ているものがワクワクするスペクタクルな攻撃サッカーに期待してます。
 
 でも、ドゥンガ監督の評判(サッカースタイル)はすこぶる悪いようでとても心配です…。
  
コラソン 三島