サッカーアラカルチョ

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『みんなでエンジョイスポーツ!』健康・メディカルコーナー

20・04・11
 現在、新型コロナウイルスの影響で、地域によっては学校の休校措置となっておりますが、北のサッカーアンビシャスでは、サッカーファミリーの健康維持につながる情報として、家庭内でも取り組める運動をご紹介致します。皆様の体調管理を第一に、無理のない範囲で少しでも体を動かして、心身のストレス解消の一助となれば幸いです。


※育成年代の子の障害、外傷は、適切な対応を怠るとその子の将来を左右しかねない場合もあります。けがが長引いたり、不安な場合は、セカンドオピニオンも含め、実績と信頼の置ける医療機関をお選びください。また、弊紙からの提供情報はあくまで参考例として、安易に障害や外傷の断定はせず、ご心配な点があれば、必ず専門医の診断を優先してください。


◆今回担当していただくのは、「医療法人社団みつわ整形外科クリニック」の理事で理学療法士の石垣大輔さんです。石垣さんは理事を務めるクリニックの職務にとどまらず、スポーツトレーナーとしても活躍されています。

 今月号は、日頃のスポーツ活動でも役立つ体づくりトレーニングのひとつ「キャットスパイラル」を紹介していただきます。


「キャットスパイラル」
【効 果】
⇒背骨・胸郭・肩関節の柔軟性向上から、上肢と体幹がスムーズに連動したバランスの良い動きにつながるでしょう。
 上写真1/四つんばいの姿勢から、この写真では右手を左脇の下へ伸ばして入れます。

 上写真2/左手を上げながら、上半身を左方向へねじっていき、顔が斜め上方向を見るような体勢になります。終了後、見本の反対側も行いましょう。

◇回数目安:10秒 左右各3セット
【ポイント!】
⇒両足のつま先が地面から離れないようにしながら、力まずに背骨をねじる(無理のない範囲で回す)ようにしましょう。また、どの動きづくりトレーニングでもそうですが、力まないように、息を止めずに息をゆっくりと吐くことを意識しましょう。こちらのキャットスパイラルは、最初、慣れない動きと感じる方もいるかもしれません。どこか痛みが強く感じる場合は無理に行わないようにしてください。


◆石垣大輔氏プロフィル◆
・医療法人社団みつわ整形外科クリニック理事/理学療法士/スポーツセクションマネジャー
・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
・JARTA認定スポーツトレーナー
―地域のスポーツ活動を応援する北のサッカーアンビシャス連携医療機関―
編集部