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日本がFIFAランキング27位に

19・02・11
アジアでイランに続く2位・カタール55位

 国際サッカー連盟(FIFA=本部スイス)は2月7日、ロンドンで関係者が記者会見をし、2019年初めてのFIFAランキングを発表した。それによると日本は2018年12月で50位だったランキングが27位になり、23階級上伸した。

 ベスト10は、1位:ベルギー、2位:フランス、3位:ブラジル、4位:クロアチア、5位イングランド、6位:ポルトガル、7位:ウルグアイ、8位:スイス、9位:スペイン、10位デンマーク。

 アジアでは1位のイランが22位。AFCアジアカップ優勝のカタールは93位から55位へ上昇。ベスト8の韓国は38位、同じくベスト8のオーストラリアが42位だった。

 日本のこれまでの最高の成績は、1998年2月と3月の9位。ベスト10には1位:ブラジル、2位:ドイツ、3位:チェコ、4位メキシコ、5位:イングランド、6位:オランダ、7位:アルゼンチン、8位:チリ、9位日本、10位:ノルウェーだった。

 日本・岡田武史監督が初めてのW杯フランス大会に出ることが決まった年で、FIFAも一目置いてのびっくり順位。初戦のアルゼンチンに敗れ、全敗だった。

 2002年W杯日韓大会終了後の日本の順位は22−27位で、最悪は2000年2月16日発表の62位。2年の間に川淵三郎キャプテン(82)の50年構想の「ピラミッド型積み重ね」で、進むべき進路が出来上がったようだ。2050年までの自国W杯開催、優勝の構想は、徐々に登りつつある。
池田 淳