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「2018 FIFAワールドカップTM ロシア大会」キックオフ!

18・06・11
 6月15日に開幕する4年に一度のサッカーの祭典「2018 FIFAワールドカップTM ロシア大会」。ホスト国のロシア対サウジアラビア(日本時間0:00キックオフ)戦を皮切りに約1か月間、全世界注目の熱き戦いが行われる。

 前回優勝のドイツをはじめ、王国ブラジル、神戸入団が決まったイニエスタが中盤に君臨するスペイン、注目の若手が多いフランス、欧州屈指のタレント軍団ベルギーの前評判が高い。円熟の2大スターが代表をけん引する、メッシのアルゼンチンと、C・ロナウドを擁するユーロ覇者ポルトガルも注目の的だ。

 他国を見ても、サッカーの母国イングランドのケイン、覚醒したエジプトのエースサラー、類い稀なる嗅覚をもったウルグアイのスアレスなど、高い得点能力をもつ絶対的なエースがおり、戦い方次第では面白い存在となる。

 その中、大会開幕まで残り2か月で監督交代に踏み切った日本代表はグループHに入った。前回のW杯得点王となったハメス・ロドリゲスがいるコロンビア、多彩なゴールバリエーションを持つレヴァンドフスキのポーランド、抜群の身体能力を誇るセネガルも虎視眈々と勝利を狙う。本命コロンビアは、上位進出も狙えるか。

 不安と期待の入り混じった日本の初戦は6月19日(火)21:00からコロンビアとサランスクのモルドヴィア・アリーナで行われる。第2戦の対セネガルは25日(日)にエカテリンブルクのセントラル・スタジアムで0:00から。第3戦は28日(木)にポーランドとボルゴグラードのヴォルゴグラード・アリーナで23:00からキックオフ。予想では厳しいが1勝1分け1敗の勝ち点4でどうか。

 また、FIFA(国際サッカー連盟)は今大会からVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)を採用する。VARの対象は「得点」、「PK」、「一発退場」、「退場や警告を受ける選手の確認(選手誤認がないか)」の4項目。さらに「決勝トーナメント以降、交代枠3人に加え、延長戦に入った場合に限り4人目の交代を認める」、「テクニカルエリアにコーチング(選手への指示)目的の情報を外部から送信の許可」が新たに決まり、これらがどのように試合に影響を及ぼすかも注目となる。

 参加国32チームが、グループA〜Hまで4チームずつに分かれ、6月15日から29日までの間、決勝トーナメント進出となる上位2位までを争う。運命の決勝戦は7月16日0:00キックオフ(いずれも日本時間)。

グループリーグは以下の通り(数字は、6月7日発表時のFIFAランク)

グループA
ロシア(70)
サウジアラビア(67)
エジプト(45)
ウルグアイ(14)

グループB
ポルトガル(4)
スペイン(10)
モロッコ(41)
イラン(37)

グループC
フランス(7)
オーストラリア(36)
ペルー(11)
デンマーク(12)

グループD
アルゼンチン(5)
アイスランド(22)
クロアチア(20)
ナイジェリア(48)

グループE
ブラジル(2)
スイス(6)
コスタリカ(23)
セルビア(34)

グループF
ドイツ(1)
メキシコ(15)
スウェーデン(24)
韓国(57)

グループG
ベルギー(3)
パナマ(55)
チュニジア(21)
イングランド(12)

グループH
ポーランド(8)
セネガル(27)
コロンビア(16)
日本(61)

編集部