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屋良っティーニの教えある記『ここんところ3週間』

14・07・16
 6月13日に開幕したワールドカップも残すところ2試合・・・。のタイミングでこの原稿書いてます。

 さてさて、セレソンの開幕戦勝利から始まり、スペインの悪夢を目にして・・・。日本代表の初戦での敗戦に沈み、2戦目引き分けに望み?!をつなぎ、背水の陣3戦目の前には、スポーツニュース、ワイドショーでは、「日本は勝つのが絶対条件! ギリシャがどうのこうので、コートジボアールがどうのこうのなれば、決勝トーナメントへのわずかな望みが・・・」みたいのばっかり見て。

 それでもやっぱり、日本代表はコロンビア代表に手も足も出なくて。。。で、日本代表が決勝トーナメントに進出できないと分かったからなのか、その後のワールドカップの特集番組は、『各国の美女サポーター特集!』、『イケメン選手』、『どの選手の肉体美がいい?』みたいなネタみたいのばっかりになっちゃうし。。。

 そんな、日本が手も足も出なかったコロンビア相手に、それをあっさりたたきつぶすセレソンに、「やっぱ。すげぇ〜!!! 優勝しちゃうんじゃん!!」からの〜〜〜、そんなセレソンがドイツに7対1でぶっつぶされ。。。

 いや〜、でも、6月13日から始まったグループリーグを毎日2試合以上見るの、最初はワクワクが止まらないので眠くなかったんですけど、4日目くらいからはさすがにきつかったですね〜。これが6月27日まで続くと思うと、ゾ〜ッとして、対策を考えるようになりました。

 夜中一発目に始まる試合の前半だけ見て、後半とその後の試合は録画して次の日見てたんですが、それでも追い付かなくなってきたので、早送りで見たりして体調を保ってました。。。

 そこで、思ったことは・・・

 やっぱり、日本のレベルが上がったことは間違いないんですが、ほかの国がもっとレベルアップしてたんですね〜。そうですよね〜! 日本だけがレベルアップなんて都合のいいこと起きませんからね!

 って、ざっくりですが、これがここ3週間のろべるとの感想です!

PS そういえば・・・
 7月13日の日曜日、川崎で『ブラジルサッカー強さの秘密!』みたいなトークショーとミニサッカー教室を開催することになってます。僕、ろべるとと、ブラジル人のゲストを2人お招きして、トークする予定なんですが・・・あんな負け方して、“ブラジルサッカーはなぜ強いか”みたいなことおしゃべりしにくいっす!!


◆筆者プロフィル◆
屋良 充紀(やら みつとし)= ロベルト屋良っティーニ
現役時代はブラジル、エクアドル、コロンビアでプレー、コロンビアではコーチも兼任。
帰国後、横浜FC泉Jrユースの監督として7年間指導。その後『JFAアジア貢献プロジェクト』で中東のシリアで未来のシリア代表選手を育成するべく、SFA(シリアサッカー協会)フットボールアカデミーを開校しヘッドコーチを務めた。アラビア語で『サッカー指導指針』をつくり、シリアは勿論のこと海を越えてアフリカ・スーダンでも高い評価を得ている。現在は横浜市でブラジルのストリートサッカーをヒントに遊び心をくすぐるサッカースクール、『エスコリーニャFC』と、川崎市でジュニアユースチーム『リーベルプント』を設立し、力を注いでいる。また、本紙以外にも『ジュニアサッカーを応援しよう』のホームページで『やら・り〜の基礎サッカー講座』を掲載中。
ロベルト・屋良っティーニ