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屋良っティーニの教えある記『機能美とアートの融合』

13・11・11
 U17日本代表、美しいサッカーやってましたね〜↑↑

 でも、負けちゃった。。。↓↓

 決勝トーナメント1回戦の対スウェーデン。いつも通り、ポゼッション率高く、DFラインも高くしてるせいか逆に、スウェーデンのカウンターがハマってしまった感もあった。というか、結局スウェーデンは、カウンターだけを狙っていたんだよね。

 あのやられ方、実は大会前のテストマッチで、横浜FマリノスU18とやった時に、露出していたように思われた(家から近いので、見に行ったのよ〜)。

 スコア的にも、3本やって、1対5だったような気がする(記憶があいまいだけど確かに、マリノスが勝っちゃったのよ〜)。マリノスの奪ってから、シンプルな縦パスとドリブルで仕掛けてくる迷いのない攻めにDFラインが引きちぎられていたな〜。。。

 「やっぱり、最後は個のドリブルなのか〜?!」と思わせる場面が随所にあったね!

 で、流行に敏感な!? 私は、昨日の練習でボールを“奪われないドリブル”(当たり前だが・・・)の練習ばっかりしてやった〜!! 

 『まずは、パスじゃなく突破! からの・・・抜ききれない時は、相手に体ぶつけながら、持ち直す&ターン・・・』みたいな・・・。俺も交じってやってるうちに、楽しくなってきて、ヒールリフト、エラシコ、また抜きの各種パターン、シャペウのバリエーション!! どうだ〜〜〜と、一緒にやりながら、選手たちにコツを教えながらやってたら、みんなの食いつき良いこと良いこと。

 結果的にシンプルではなく、コテコテになってしまったけど、やっぱサッカーは、機能美の美しさ(ボールポゼッションサッカー)も確かにあるけど芸術的な美とあそびゴコロくすぐるサッカーの方が、面白いかもね!

 これからの、選手たちには、欲張ってもらって、機能美とアートの両方を兼ね備えてもらおう!

 ご期待ください!!


◆筆者プロフィル◆
屋良 充紀(やら みつとし)= ロベルト屋良っティーニ
現役時代はブラジル、エクアドル、コロンビアでプレー、コロンビアではコーチも兼任。
帰国後、横浜FC泉Jrユースの監督として7年間指導。その後『JFAアジア貢献プロジェクト』で中東のシリアで未来のシリア代表選手を育成するべく、SFA(シリアサッカー協会)フットボールアカデミーを開校しヘッドコーチを務めた。アラビア語で『サッカー指導指針』をつくり、シリアは勿論のこと海を越えてアフリカ・スーダンでも高い評価を得ている。現在は横浜市でブラジルのストリートサッカーをヒントに遊び心をくすぐるサッカースクール、『エスコリーニャFC』と、川崎市でジュニアユースチーム『リーベルプント』を設立し、力を注いでいる。また、本紙以外にも『ジュニアサッカーを応援しよう』のホームページで『やら・り〜の基礎サッカー講座』を掲載中。
ロベルト・屋良っティーニ