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屋良っティーニの教えある記『れんざい?』

13・04・30
 今春から、ジュニアユースが本格始動しました!!

 いや〜、某Jクラブ下部組織の支部みたいなのやってた時から、ざっと10年くらいたつかな〜。

 この場でも、色々お話しさせてもらいましたっけ?! 途中、シリア挟んだんで、ジュニアユース指導すんのまた、振り出しからってカンジ。。。

 でも僕の練習って、ミニゲームとボール回しなんで、ここはブレずに、やってます!!

 まぁ10年前同様、練習は一緒にやるんで、やってるうちにあの時の気分はよみがえってきますよね!! 時に、同じミスの続く選手には、口酸っぱくしなきゃいけないし・・・

 お〜お〜このカンジ、このカンジと、どんどん記憶がよみがえってくる。

 そんな風にやってた時、まさに「これだ〜、これだ〜っ」てのが起きた!

 チームNo.1テクニシャンの子が試合で力を発揮できな〜い! そのテクいつ使うの? (「今でしょ!っ」て必ず言われる、そろそろうるさい!!)って子を見て、思い出した〜。

 必ずチームに、1人はいたそういうタイプ。もちろん、10年前にもいたな〜って、こんな子に実力を発揮してもらうためには、どうしたんだっけ?!

 そーういえば、“れんざい”って奴いたよな〜、うんっ。“れ・ん・ざ・い”??? だれだっけそれ?

 あ〜ぁ、思い出した! それ俺の中学の時、サッカー部で一緒だった奴だ!!

 本名:安西(あんざい)。

 コイツ、練習の時は、ガンガンシュート決めるのに、試合ではさっぱり↓↓↓そしてついたあだ名が、“れんざい”。

 理由:練習でだけ力を発揮する奴だから・・・。

 おっと、記憶がさかのぼり過ぎた〜〜。だから、いつの時代にも“れんざい”タイプがいるってことです!!


◆筆者プロフィル◆
屋良 充紀(やら みつとし)
現役時代はブラジル、エクアドル、コロンビアでプレー、コロンビアではコーチも兼任。
帰国後、横浜FC泉Jrユースの監督として7年間指導。その後『JFAアジア貢献プロジェクト』で中東のシリアで未来のシリア代表選手を育成するべく、SFA(シリアサッカー協会)フットボールアカデミーを開校しヘッドコーチを務めた。アラビア語で『サッカー指導指針』をつくり、シリアは勿論のこと海を越えてアフリカ・スーダンでも高い評価を得ている。現在は横浜市でブラジルのストリートサッカーをヒントに遊び心をくすぐるサッカースクール、『エスコリーニャFC』に力を注いでいる。
ロベルト・屋良っティーニ