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屋良っティーニの教えある記『ぶっちゃけちゃいますけど』

12・03・13
 20年目のJリーグ開幕しましたね!その辺は、大御所の方々が、専門的なご意見を各媒体で書かれておりますので、そちらをご覧ください!

 そして、なでしこジャパン、アルガルベカップ決勝ドイツ戦のロスタイム。恐怖映画のたたみかけ方(!?)みたいでしたね。いや〜面白かったね〜!!これまた詳しいことは、大御所の方々が、専門的なご意見を各媒体で書かれておりますので、そちらをご覧ください!!

 結局、僕の畑は少年サッカーなので、やっぱりそこらへんでいきますね。。。。

 最近、少年サッカー雑誌の企画もので、超基本のテクニック、例えば、インサイドキックとかインステップキックなんかを動画で映して、要点を説明文で記載するのをやってるんです。

 引き受けた時は、「かんたんだべっ!」って思ったんですけど、いざ、説明文を付けるとそのニュアンスが難しい!!「見ての通りです!!」って言いたいんだけど・・・。それじゃ、あんまりにも、乱暴だからね!!

 で、こんな風に解説してみました!!

 『インサイドキックで思いっきり足を振り回す必要はありません。大事なのはボールの芯を捉えて打つこと。インパクト(=蹴る)は足の親指の付け根ではなく、(つちふまずを中心に)足の内側全体で打てるようにしましょう。
 ボールを蹴らない足(=立ち足)は、自分が蹴りやすい位置にいつもボールを持っていけるようにすることが重要。基本的に、ボールの真横で蹴りたい方向の前を向いておくこと。ヒザを柔らかくし、体がぐらつかないよう手などを使いバランスをとるようにします。ここだ!っていう立ち足の位置を自分で見つけましょう。』

 どうです?伝わります?なんか、これ見て、カクカクしながら、取り組んでる子どもがいるかと思うと、もっと良いニュアンスないかな〜って考えちゃいます!!

 ぶっちゃけちゃうと、見て、まねをできない子は、ダメなんですけどね。。。

 まぁそれを言っちゃ〜おしまいよ〜、なんですけどね・・・。


◆筆者プロフィル◆
屋良 充紀(やら みつとし)
現役時代はブラジル、エクアドル、コロンビアでプレー、コロンビアではコーチも兼任。
帰国後、横浜FC泉Jrユースの監督として7年間指導。その後『JFAアジア貢献プロジェクト』で中東のシリアで未来のシリア代表選手を育成するべく、SFA(シリアサッカー協会)フットボールアカデミーを開校しヘッドコーチを務めた。アラビア語で『サッカー指導指針』をつくり、シリアは勿論のこと海を越えてアフリカ・スーダンでも高い評価を得ている。現在は横浜市でブラジルのストリートサッカーをヒントに遊び心をくすぐるサッカースクール、『エスコリーニャFC』に力を注いでいる。
ロベルト・屋良っティーニ