サッカーアラカルチョ

一覧に戻る

屋良っティーニの教えある記『トヨタカップ!?』

11・12・11
 いきなりですが、いかがでしたか? シリアU−22オリンピック代表!

 なかなか、やるでしょ? あの子たちがU−17の時、U−17のワールドカップで『いけるかも!?』と思わせたヤツらですからね〜。

 僕が言うのもなんですが、着実にレベルアップしてましたね。監督のアハカンは、国内リーグのアル・ターリア、アル・ジェイッシュと引き受けたところはすべて優勝争いに絡ませる実力の持ち主でしたからね。

 もう、ず〜っと前(アンビシャスが紙面だったころのような・・・)の話になりますが、僕が、シリアに行ったばっかりのころにお届けしたコラム(編集部注2007年8月号。コラムタイトル『うひっぷ うひっぷ アル・タ〜リア!』)の中で、もうすでに、紹介してたんですよ〜〜!!(賢明な読者の方は覚えていらっしゃるでしょうか? 先見の明あるでしょ!)

 そんな、シリアですが、国内情勢が芳しくないので、アウエー戦は隣国ヨルダンで行われるそうです。今後、日本の良きライバルとして成長していってほしいものです。。。

 あれ? やっべ〜、今気づいたんですけど、今回のタイトル。トヨタカップでしたよね!? 書きながら、ふとタイトル見直してここまで書き進めたことに本人がびっくりしてます。が・・・そのまま、行きま〜す。

 ということ(?)で、始まりました。冬の風物詩。。。トヨタカップだけに豊田での試合が多いですね。今まで、そうじゃなかったのがおかしかったんだね!

 今回は、『メッシ、バルサ、バルサ、ときどき、ネイマール(サントス)』・・・みたいな取り上げられ方ですが、そこをなんとか、『サントス、ガンソ、ガンソ、ときどき、ネイマール、レイソル、田中、びっくりアル・サッド』みたいな斜めから、見てみようと思ってます。

 メッシ、シャビ、イニエスタ・・・彼らは、黙ってたってやるに決まってるでしょ? ですから・・・違う目線でね。

 ネイマールにパスを出すのは、新しいセレソンの10番ガンソですから、見る価値ありです(でも残念なことに、僕が見た試合では今んとこあんまりいいところなし・・・)。今回はやってくれるはずです!!

 オークランド・シティー戦で見せたレイソル、田中選手の左サイドでの『マタ抜き→ターン→シュート』は世界のスカウトが放っておかないはずです。ウマイッ!!

 続いて、忘れないでね! アル・サッドはケイタ(コートジボアール)、イ・ジョンス(韓国)、ナディル・ベルハジ(アルゼンチン)と助っ人はいますが、カタール人選手のうまさにも注目。。アラブチームの逆襲に期待したいものです。

 さて、今年も、まとまらないロベルトのコラムにお付き合いくださいましてありがとうございました。来年度も書かしてもらえるよう精進いたします!

 最後になりましたが、北海道の皆様。コンサドーレ1部昇格おめでとうございました! も先に言わずにお話を始めたことに深くお詫びしながら、今年最後のご挨拶と代えさせていただきます。。。


※そしてそんな僕の宣伝です。少年サッカー情報誌『ジュニアサッカーを応援しよう(カンゼン)12月6日発売』で 【4クールで計画的にレベルアップ ドリブルを極めよう◆屋良充紀】が新連載されております。ぜひ、ご覧くださいね。
HTTP://jr―soccer.jp/SHOP/jr023.html

しっかり、ちゃっかり宣伝までしちゃいました(笑)。。。


◆筆者プロフィル◆
屋良 充紀(やら みつとし)
現役時代はブラジル、エクアドル、コロンビアでプレー、コロンビアではコーチも兼任。
帰国後、横浜FC泉Jrユースの監督として7年間指導。その後『JFAアジア貢献プロジェクト』で中東のシリアで未来のシリア代表選手を育成するべく、SFA(シリアサッカー協会)フットボールアカデミーを開校しヘッドコーチを務めた。アラビア語で『サッカー指導指針』をつくり、シリアは勿論のこと海を越えてアフリカ・スーダンでも高い評価を得ている。現在は横浜市でブラジルのストリートサッカーをヒントに遊び心をくすぐるサッカースクール、『エスコリーニャFC』に力を注いでいる。
ロベルト・屋良っティーニ