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屋良っティーニの教えある記『代表週間』

11・09・11
 なでしこジャパン快調ですね〜

 しっかし、タイ、韓国、オーストラリアと1日おきってどんなハードスケジュールなんでしょう。女子の取り巻く環境って、過酷ですね。。。改善せねば・・・

 そんな連戦の中でも、高い技術があるから勝ち点を確実に取ることが出来るんですね。

 そうそう、澤選手、誕生日だったんですね。連日、ワイドショーで取り上げてくれるので、なでしこ関連の知識高くなっちゃいますよ。

 余談ですが、うちのサッカースクールに澤選手そっくりの子がいるんです。その子も同じ誕生日。サッカーもうまいし、彼女が世にでたら、きっと“澤の再来”とか“澤二世”とか言われちゃうんだろ〜な〜とか、ボヤーッと考えて、ニヤニヤしちゃいました!!

 次の北朝鮮戦にスパッと勝ってオリンピックへの切符を手に入れてもらいたいです!(編集部注9月8日の北朝鮮戦前に寄稿) 

 A代表だってウズベキスタンに引き分けはしましたが、アウエーだし、相手結構うまかったし、まあまあでしたよね。アウエーで勝ち点1は上出来です!

 でも、本田のポジションにその本田がいないと、前でタメをつくるのが難しくなるってことが分かりましたよね。北朝鮮戦での柏木も悪くないし、ウズベキスタン戦の長谷部も悪くないんですけど・・・

 相手DFとガッツリやりあえて、負けないで、ボールをキープ出来る強さを起点に前に前に、相手DFラインを後ろへ後ろへ下げるには効果的ですよね。

 こんな状況で、清武の出現は大きい!!

 ドリブルで仕掛けながら、自分に相手を引きつけ、釣っといて裏を生かせることが出来るのでアシストが多いのもうなずけます。また、新しいオプションとリズムが出来ましたよね。

 次は来月、タジキスタンですね。でも、ホントはシリアだったんですよね〜。なんでも、メンバー外の選手を出場させてしまったとのことで、棄権。。。

 そういえば、2009年キリンカップ(僕、そん時シリア代表コーチでした!)で日本代表と神戸で試合をした時なんかも、背番号間違えてメンバー表書いちゃったりしてましたもん。

 そんときは、“相手チーム監督(つまり、岡田監督ね!)の承諾を得て”ということで、事なきを得ましたが、やっちゃうんですね!そんな感じのことをね。。。

 まぁ 今回はもうちょっと深刻かもしれません。その後の、ペナルティーも心配です。

 さて、話は戻りまして・・・。

 この話がアンビシャスに載っている頃には、なでしこは北朝鮮を粉砕して、ロンドンオリンピック出場を決めてることでしょう!

 それにしても、代表の試合ってホントに良いもんですね!


◆筆者プロフィル◆
屋良 充紀(やら みつとし)
現役時代はブラジル、エクアドル、コロンビアでプレー、コロンビアではコーチも兼任。
帰国後、横浜FC泉Jrユースの監督として7年間指導。その後『JFAアジア貢献プロジェクト』で中東のシリアで未来のシリア代表選手を育成するべく、SFA(シリアサッカー協会)フットボールアカデミーを開校しヘッドコーチを務めた。アラビア語で『サッカー指導指針』をつくり、シリアは勿論のこと海を越えてアフリカ・スーダンでも高い評価を得ている。現在は横浜市でブラジルのストリートサッカーをヒントに遊び心をくすぐるサッカースクール、『エスコリーニャFC』に力を注いでいる。
ロベルト・屋良っティーニ