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全国高校サッカー選手権、旭川実業が全国の強豪に挑んだ

17・01・11
 上写真/全国高校サッカー選手権大会一回戦、試合前円陣を組む旭川実業イレブン。写真はいずれも12月31日、NACK5スタジアム大宮、写真提供:旭川実業高校サッカー部

 高校サッカー3年間の集大成でもある「第95回全国高校サッカー選手権大会」が12月30日に駒沢陸上競技場での開幕戦を皮切りに、1月9日、埼玉スタジアムで決勝戦を行った。

 日本一を目指し、厳しい予選を勝ち上がった都道府県代表の48校(東京都は加盟校数の関係で2校)が、一発勝負の緊張感の中、年をまたいで各会場で熱い戦いを繰り広げた。

 北海道代表は、道予選で2年連続出場を狙う札幌大谷高校を破って、4年ぶり5回目の出場となる旭川実業高校が出場。12月31日の1回戦、旭川実業は、NACK5スタジアム大宮で米子北高校(鳥取)と対戦した。

 試合は、プリンスリーグ中国を優勝している強豪、米子北高校を相手に旭川実業は序盤から苦戦を強いられる。耐えなければならなかった前半4分、右サイドから崩されると早くも先制点を許してしまう。これで浮足立った前半8分には、CKから頭でつながれたボールをヘディングシュートで決められ、2点ビハインド。なんとか立て直しにかかる旭川実業であったが、前半アディショナルタイムに相手のエースFWにこの日2点目となる見事なドリブルシュートを決められ0−3で折り返す。

 後半には4枚の交代カードを使い攻撃に出る旭川実業だったが、鳥取県予選を無失点で勝ち上がって来た相手守備陣を崩せずそのまま0−3でタイムアップ。全国の舞台で実力を発揮するには至らず、旭川実業の富居徹雄監督は「完敗」と肩を落とした。

 決勝に進んだのは、青森県代表の青森山田高校と群馬県代表の前橋育英高校。青森山田は決勝戦で相手を圧倒する力を見せ、5−0で快勝。悲願の青森県勢初の優勝を果たした。

 青森県代表の栄冠は勢力図を変える素晴らしい成果だが、いつの日か優勝旗が津軽海峡を渡る日は来るのか―。同じ北国のハンディを背負っていた高校野球では可能となったのだ、サッカーも出来ないはずはない。

◆旭川実業富居徹雄監督のコメント
 「選手権大会での応援ありがとうございました。非常に悔しい気持ちでいっぱいですが、また次の大会に向け頑張っていきたいと思います」


 上:上段写真/前半、旭川実業MF幸田(15番)がドリブル突破を試みる
 上:下段写真/前半、旭川実業MF山(23番)が攻撃のリズムをつかもうと仕掛ける


 上:上段写真/失点のピンチを旭川実業GK小林が防ぐ
 上:下段写真/後半、旭川実業FW谷口(9番)が投入され、反撃のチャンスをうかがう
編集部