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札幌U−18がセンアーノ神戸破る

16・10・19
 上写真/2016Jユースカップ1回戦、北海道コンサドーレ札幌U−18対センアーノ神戸ユース。前半15分、札幌U−18は神戸ユースの攻撃に耐え反撃に転じて攻め上がる。

 (写真はいずれも10月16日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場、撮影・石井一弘)


第24回Jリーグユース選手権大会

 「2016 Jユースカップ」の第24回選手権は10月8日開幕。16日は1回戦の残り1試合、北海道コンサドーレ札幌U−18とセンアーノ神戸ユース戦が、札幌の宮の沢で行われ、札幌U−18が7−4で勝ち進んだ。札幌は22日、清水市で清水エスパルスユースと対戦する。この大会では札幌が2012年の第20回大会でガンバ大阪ユースを5−1で破り優勝している。

 試合は、午後1時から「宮の沢白い恋人サッカー場」で行われた。札幌U−18は前半13分左からDF濱のセンタリングを岩田がヘディングで決めて先制。さらにFW下田が、29分、36分に連続ゴール、3−0で折り返した。後半も5分に下田がこの日ハットトリックの4点目。試合は一方的な展開を思わせたが、中央でパスをカットされるミスなどで失点。後半だけで見ると4−4の同点。互いにミスに付け込んだ「ため息の出る、ふがいない試合内容」、観衆は350人(公式記録から)だった。

 期待される2020年東京五輪の担い手とコンサド昇格選手を探したが、キャプテンのDFの濱大耀(クラブフィールズU−15出身)ぐらい。この夜(午後7時から)コンサドと愛媛FCの試合で途中出場の中原彰吾(22)が、4年前の立役者。3得点のハットトリックで四方田監督に優勝をプレゼント、この日もユースの試合結果が伝わっていたと思うが、後半18分に出場、同28分のコンサド2得点目が、彼のJ初ゴールになった。こういう選手がかわいいね。
                                         (池田 淳)

 上:上段写真/前半13分、札幌U−18DF岩田(2番)が先制ゴールを決め、MF河野が満面の笑顔で跳びつき祝福
 上:下段写真/後半22分、途中出場した札幌U−18FW山田(中央)が5点目のゴールを決める。神戸ユースGK池田(12番)、右はDF越前


 上:上段写真/後半25分、ピッチ上の戦いに熱い視線を向けるスタンドの観客たち。トップチームの試合もこれぐらい近い距離で見れたらいいなあ、と思った人も少なくないだろう。札幌U−18MF佐藤(左から2人目)が胸トラップ、右端DF福田(28番)
 上:下段写真/後半35分、神戸ユースは右FKからバーに当たったボールをFW芝田(中央奥)がヘディングで押し込み3点目を上げる。札幌GK中田

池田淳 写真はいずれも石井一弘撮影